こんにちは。はるやまです。
11月29日、三菱UFJファイナンシャル・グループが「ウェルスナビ」を完全子会社化したことが話題となっていました。
三菱UFJファイナンシャル・グループとは、メガバンクの三菱UFJ銀行などを傘下に置く時価総額約21.8兆円の超大企業
少しくらい分けて欲しいですね、、
そんな大企業が買収した「ウェルスナビ」とは
ロボアドバイザーによる個人資産運用サービス
お金をウェルスナビに預けるだけで、自動で世界に分散投資してくれる便利なサービスです。
石原さとみさんのCMで覚えている人も多いかと思います。
そんなウェルスナビですが「やめた方がいい」とよく言われています。
結論としては
楽天証券やSBI証券などで新NISAを始めている人は不要
投資のことがよく分からない、時間がない、勉強もしたくないという人がとりあえず投資の第一歩として始めるならオススメできる
この結論を元にウェルスナビについて解説していきます。
ウェルスナビのサービス内容
ウェルスナビは、ロボアドバイザーによる資産運用サービスで圧倒的人気No. 1
忙しくてなかなか時間が取れない働く世代を中心に多くの方に選ばれています。
預かり資産は、1.3兆円突破(2024年7月4日時点)
運用者数は、41万人(2024年9月30日時点)
利用者の口コミも高く、全自動でお任せできる手軽さが支持を集めている理由です。
全自動でお任せできる
ウェルスナビは、自動積立となっていて
金額を設定すれば後は自動で商品を買付‼︎
商品については、最初に5つの質問に答えるだけで、それぞれに合った最適な資産の配分を決めてくれます。
積立は4つのコースから選ぶことができ
- 月1回定額
- 月5回定額
- 複数回定額
- カスタム(毎月複数回、引落日ごとに金額を設定)
があり、積立以外にも好きなタイミングで「クイック入金」を行うことができます。
クイック入金はいつでも無料です。
自動で世界に分散投資
世界約50ヵ国・約1万2,000銘柄に分散して投資
投資先も株式だけでなく、債券、金、不動産等の資産分散もされています。
出典:ウェルスナビ
「おまかせNISA」でNISAも自動活用
入金するだけで、非課税枠(つみたて投資枠/成長投資枠)を活用しながら、自動で資産を購入
出典:ウェルスナビ
自動で世界に分散投資した上で、資産全体のバランス調整も行ってくれます。
また、NISAについて解説するセミナーやコラムなども用意
困った際には、電話による相談窓口もあり、長く続けるためのサポートが充実しています。
ウェルスナビはやめた方がいいと言われる理由
手数料が高い
ここまで読むとウェルスナビって自動で全部やってくれるし便利じゃん
と思われますよね。
それでもウェルスナビはやめた方がいいと言われている理由としては
シンプルに手数料が高いからです。
ウェルスナビは、通常の口座、旧NISA口座であれば
預かり資産の年率1%(税込1.1%)
新NISA口座であれば
最大で預かり資産の年率1%(税込1.1%)
自動積立だけで入金した場合は0.63~0.67%(税込0.693〜0.733%)
100万円保有していれば、最大で1万1,000円が手数料として取られる計算となります。
ネット証券で新NISAをする場合と比べたら
楽天証券やSBI証券などのネット証券と比べた場合はどうなのか?
楽天証券やSBI証券などは、購入時や売却時にかかる手数料は0円
そのため、投資信託にかかる信託報酬(手数料)で比較をしてみます。
例えば、全世界株式に分散投資ができる人気銘柄
eMAXIM Slim 全世界株式(オールカントリー)であれば
手数料は、0.05775%
全米株式に分散投資ができる人気銘柄
eMAXIM Slim 全米株式(S&P500)であれば
手数料は、0.09372%
その差は歴然です。
フリーザとナッパぐらい違います。
「私の手数料は◯◯万です」という言葉が聞こえてきそうです、、
ネット証券は、ウェルスナビに比べると多少手間がかかるのは事実ですが、この手数料の違いは大きな差になると思います。
まとめ
ウェルスナビは、手数料の高いインデックスファンドという評価にしかならないと思います。
私としては、楽天証券やSBI証券などの
ネット証券会社で新NISAをすることをオススメします。
おすすめのネット証券などについてまとめた記事についてはコチラです。
ただ、どうしても投資の勉強がしたくない、仕事や家庭が忙しくて時間を取られたくない
そんな人がただ銀行にお金を預けているよりは、ウェルスナビをすることをオススメします。
そのサービスを正しく理解した上で、自分が納得の上で利用するのであれば問題ないと思います。
これからも投資に関する色々なサービスが出てくると思いますが、できるだけわかりやすいように皆さんに解説できるように頑張ります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
コメントを頂けたら嬉しいです。
それでは、また次回‼︎
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