こんにちは。はるやまです。
ユニットリンクという言葉を皆さん聞いたことがありますか?
アクサ生命が出している保険商品です。
いわゆる変額保険で、某筋肉ライオンさんがぼったくり商品と言っているやつです。
私も過去に無料FPさんに勧められるままに、ユニットリンクをしていた苦い過去があります。
実体験もふまえて、私と同じように不幸な人が出ないように、少し過激なところもあるかもしれませんが、記事にしたいと思います。
この記事のまとめ
- 保障と投資が一体型になった変額保険は、過度の保障と元本割れリスクのあるぼったくり商品
- 保険は保険、貯蓄は貯蓄で目的別に分けた方が良い
- ユニットリンクは、保険料の一部を投資に回す商品となるが、早期解約は元本割れリスクもある
- 投資目的なら新NISAが圧倒的に有利
ユニットリンクとは
ユニットリンクとは、アクサ生命が提供する死亡・高度障害保険が付いた変額保険です。
保険料の一部をアクサグループ内外の世界有数の運用会社による
13種類の特別勘定(投資信託のようなもの)から選択して運用することができます。
もしもの時の保険にも加入しながら、資産運用も同時に行うことができる商品
これだけ聞くと、何だかいいように感じてしまいますが、そんなことはありません。
ユニットリンクのデメリット
10年未満の解約は「解約控除」により、払戻金が減額
ユニットリンクの契約をしてしまうと、10年未満の解約には「解約控除額」が差し引かれるため、元本割れのリスクがあります。
新NISAであれば、自分の好きなタイミングで売却ができますし、これは大きなデメリット
早期解約した場合は、お金が戻ってこないと思っておきましょう。
運用手数料が高い
ユニットリンクの中でも人気の高い
- 世界株式プラス型
- 外国株式型
私もユニットリンクをしている時は、途中から世界株式プラス型を選択していました。
みんな大好きオルカンと比較した表はコチラ
ユニットリンク | NISA | ||
ファンド名 | 世界株式プラス型 | 外国株式 | eMAXIS Slim 全世界株式 |
手数料 | 0.773%+保険関係費 | 0.0616%+保険関係費 | 0.5775% |
銘柄数 | 276銘柄 | 1,254銘柄 | 2,829銘柄 |
設定日 | 2018年2月 | 2022年9月 | 2018年10月 |
設定利回り | 14.57% | 24.27% | 17.96% |
※ユニットリンクについては、2024年4月時点
一見すると、パフォーマンス的に変わらないように見えますが、厄介なのが運用費用とは別にかかる保険関係費
これは一部開示がされておらず、完全なブラックボックス状態
これが「手数料が高い」「ぼったくり」と言われている原因となっています。
実際に、自分はユニットリンクと旧NISAでオルカンを積み立てていたのですが、明らかに運用益に差が出ていました。
保険は保険、投資は投資とわけるのがやっぱりベスト
手続きに時間がかかる
ユニットリンクの契約後は、専用のインターネットサイトで様々な手続きがきますが、商品の変更等の手続きもわかりづらく、反映にも時間がかかります。
実際、自分が解約手続きをする時にも、書面の手続きが必要だったり、書面の到達状況によって解約金の変動があるなど、対応には不満が残りました。
新NISAであれば、楽天証券やSBI証券などのネット証券であれば、ネットで全て完結できるので、投資目的なら新NISA一択だと思います。
実際にユニットリンクを使ってみた結果
実際に私は職場のライフプランセミナーで紹介された無料FPさんに言われるがままにユニットリンクを契約してしまいました。
なので、エアプではありません。
私がユニットリンクを始めたのは平成27年
毎月2万円を支払っていました。
最初は安定成長バランス型というのを選択していたのですが、運用状況がいまいちだったので、途中から世界株式プラス型に切り替え
5年間の総額で支払ったのは、192万
株価相場がよかったこともあり、解約した時には約200万円が返ってきました。
何とか元本割れはせずに済みましたが
新NISAで同じ額を8年間積み立てた場合、年利5%でも元本192万円が235万円になります。
それも全て非課税で受け取ることが可能
私が解約したきっかけは、某筋肉ライオンさんの動画を見たこと
実際に、NISAで積み立てをしていたオルカンとの運用益とも差がありました。
まとめ
日本の保険制度は、高額療養費制度など世界的に見ても非常に優れています。
必要以上の保障がついた保険には入る必要がありません。
特に、ユニットリンクのような投資商品が一緒になったような変額保険は不要です。
ユニットリンクでなくても、必要最低限の保障が付いた掛け捨て保険と新NISAを組み合わせることで同じような仕組みを作ることはできます。
不要な出費を抑えて、上手に新NISAを活用していきましょう‼︎
新NISAでオススメのネット証券はコチラの記事でまとめてます。
それでは、また次回‼︎
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