あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年も変わって、新NISAも2年目に突入‼︎
昨年は株価相場が好調で、新NISAを始めた方のほとんどが利益が出た状態で終えることができたのではないでしょうか。
年間投資枠がリセットされ、今年の投資方針について考えられている方もいると思います。
特に、つみたて投資と年初一括投資はどちらにするべきかについて悩まれますよね。
今回の記事では、昨年の相場を振り返りながら、どのような選択をするべきかについて解説します。
また、最後に自分の投資方針についても話したいと思います。
この記事の結論
- 2024年は株価相場が好調であり、つみたて投資に比べて、年初一括投資の方が大きな利益が出た
- 今年も同じことが起きるとは限らないので、慎重に選択することが必要
- まずは、つみたて投資枠を埋めることを目標に長期目線で投資を継続することが大事
2024年の運用成績の違い
2024年は株式相場が右肩上がりだったということもあり、年初一括投資の方が大きな利益が出ました。
eMAXISシリーズの人気銘柄で比べたのがコチラ
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)
月30万円積立 | 年初一括投資 | |
---|---|---|
投資元本 | 360万円 | 360万円 |
損益率 | 13.8% | 32.4% |
損益額 | 49万6,800円 | 116万6,400円 |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
月30万円積立 | 年初一括投資 | |
---|---|---|
投資元本 | 360万円 | 360万円 |
損益率 | 19.2% | 41.5% |
損益額 | 69万1,1000円 | 149万4,000円 |
これだけ見ると、年初一括投資をしない理由がないくらいの成績です。
過去30年の勝敗を見ても、年初一括投資の方が優勢で
- 全世界株式 19勝11敗
- S&P500 22勝8敗
という成績でした。
逆につみたて投資が勝てたのは、リーマンショックやコロナショックなどの株価が下落した時期
これをどう考えるかが重要になってきます。
2年目の新NISAで注意すること
安易に年初一括投資を選択しない
昨年は株価が好調でしたが、今年も同じようになるかどうかは、誰にもわかりません。
年初一括投資をした場合は、株価が暴落した時に、精神的にかなり辛いものがあります。
株価が下がったことで、焦って売却するようなことがあれば、本末転倒です。
自分がそういった局面で冷静に考えることができるかを検討した上で、慎重に選択しましょう。
少しでも不安がある方は、精神的に余裕が持てるつみたて投資がオススメです。
私自身もつみたて投資を基本の方針として、2025年の新NISAは行なっていこうと思います。
無理のない積立額や投資先を今一度検討
なかなか年初一括投資ができる資金力を持った方は少ないと思います。
「年初一括投資をしないと意味がない」なんてことはありません。
新NISAで重要なのは「少額でも良いので長期で投資をすること」
今一度、自分にとって最適な積立額や投資先を考えてみましょう。
- 周りに比べて積立額が少ないから増やそう
- みんな米国株式に投資しているから私もしないといけない
などと考える必要はありません。
自身の家計と相談しながら無理のない範囲で積立額を設定し、どんなことがあっても投資を続けることができる投資対象を選びましょう。
新NISAは気長に長期で行うことを心得る
昨年の株式相場が好調であったこともあり、どうしても短期の利益に目が行きがちです。
たしかに、1年のリターンが30%、40%となってくると、そのように考えてしまうのは無理もないと思います。
ただ、新NISAは長期投資が大前提
毎月5万円のつみたてを20年間行なった場合は、平均利回りが5%だったとしても
1,200万円が、2,055万円(運用益855万円)
長期で行うことで、十分な利益が出るということを理解して、気長に続けることが大切です。
まとめ
私は投資に対して精神的に余裕を持ちたいという思いがあるので、今年もオルカンのつみたてを愚直に行なっていこうと思います。
2025年の基本方針としては
- オルカンに毎月10万円(クレカ積立)を投資
- 下落局面があれば、成長投資枠でスポット投資
していこうと考えています。
自分自身の運用成績についても定期的にブログで紹介していこうと思います。
今年も皆さんにとって少しでも参考になるような情報発信ができるように頑張りますので、よろしくお願いします。
ここまで読んで頂いてありがどうございました。
それでは、また次回‼︎
コメント