こんにちは。はるやまです。
SCHDは、米国高配当株式ETFで
- 安定して配当金を出す
- しっかり増配する
- 株価も伸ばす
ということで、米国で人気の高い高配当株式ファンドです。
昨年、SCHDに間接的に投資できるファンドが楽天証券とSBI証券から登場したことで、非常に話題になりました。
その日本版SCHDとも言えるファンドが
楽天・高配当株式・日本ファンド
2月7日が設定日となり、1月31日から2月6日の間で当初申込が始まっています。
気になっている方も多いと思いますので、この記事で解説していきます。
楽天・高配当株式・日本ファンドとは

出典:楽天証券
日本版SCHDと言われる理由
このファンドの投資対象については
ダウ・ジョーンズ日本配当100インデックス(S&P)
本家SCHDの指数は「ダウ・ジョーンズ米国配当100インデックス」
日本か米国かの違いだけなので、日本版SCHDと言われている理由です。
連動する指数について

出典:楽天証券
S&P日本500指数から、本家SCHDと同じ基準である
- 10年以上連続配当
- 配当利回りが高い
などから銘柄を選出し、4つ基準からランク付け
最終的に、配当利回りなどを考慮して、100銘柄が決定されます。
リバランスは6月・12月の年2回
ウエイト上位10銘柄
- KDDI
- 日本電信電話
- 損保ホールディングス
- 伊藤忠
- MS&AD
- 東京海上ホールディングス
- JT
- 三井物産
- ホンダ
- ブリジストン
配当利回り・パフォーマンス
配当利回りは、昨年12月30日時点の数値で3.69%
楽天SCHDと同じくらいの数値
ダウ・ジョーンズ日本配当100インデックスの直近10年間の年平均リターンは12.31%
配当込みのトータルリターンとなります。
分配月
年4回(原則として3月、6月、9月、12月)
楽天SCHDは、2月、5月、8月、11月なので、両方持っていた場合も分配月は分散することができます。
コスト
信託報酬は、年0.297%(税込み)
主な高配当株式ファンドとの比較
銘柄名 | 日本版SCHD | Tracers 日本高配当株50 | SBI日本高配当 | 楽天SCHD | SBI・SCHD |
配当利回り | 3.69% | 3.43% | 4.19% | 3.6% | 3.6% |
コスト | 0.297% | 0.10725% | 0.099% | 0.192% | 0.1238% |
分配月 | 3/6/9/12月 | 1/3/5/7/9/11月 | 1/4/7/10月 | 2/5/8/11月 | 3/6/9/12月 |
投資対象 | 財務優良等の一定基準の日本100社 | 日本高配当50社 | 中長期の値上がり等が狙える78社 | 財務優良等の一定基準の日本100社 |
新NISAで投資すべきなのか
結論から言うと、新NISAではインデックス投資の方がオススメです。
高配当株は分配金がもらえるのは魅力的ですが、長期的に見ればインデックス投資にパフォーマンスは劣ってしまう傾向があります。
全世界株や米国株に連動する優良ファンドを淡々と買い続けることが、資産を最大化する最適解
ただ、将来的なキャッシュフローが欲しい方や分配金をもらいながら日々の投資モチベーションを保ちたいという考えを持たれている方もいると思います。
楽天SCHDやSBI・SCHDは新NISAで運用した場合分配金に外国税がかかってしまいますが
日本版SCHDは課税されないのが魅力
また、楽天証券でしか購入することができない点も注意
ただ、信託報酬が高い点や運用が始まってみないと不透明な部分もあるので注意が必要です。
まとめ

日本版SCHDが本家SCHDと同様に人気が出るのかはわかりませんが、投資の選択肢が増えることはいいことだと思います。
私としては、S&P500やオルカンなどのインデックスファンドをひたすらに買い続けていこうと思っています。
少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。
それでは、また次回‼︎
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