こんにちは。はるやまです。
2025年1月1日、皆さんは何の日か知っていますか?
そうです、、新NISAの投資枠がリセットされる日
2024年も残りわずか、来年に向けてそろそろ考える必要がありますね。
よく言われているのが
年初の一括投資と毎月定額のつみたて投資
はどっちがいいのかという問題
結論としては
年初に一括投資した方が理論的に正しく、つみたて投資に比べて大きな利益が出ている
ただし、暴落した時などは精神的に気が楽なのは、つみたて投資
この結論を元に解説をしていきますので、自分にはどちらが合っているのかについて考えてみてください。
年初一括投資のメリット
株式や投資信託に投資する理由としては
「それが将来的に成長する」
ことを信じているので、皆さんは投資していると思います。
一時的には下がることがあっても、長期的には右肩上がりに成長していくもの
これは世界のGDPと世界株式の推移をグラフにしたものです。
引用元:野村アセットマネジメント
このように右肩上がりで成長を続けていく場合は
早くに買えば買うほど、大きなリターンが出ていることがわかりますよね。
そのため、新NISAも360万円の年間投資枠をできるだけ早く埋めることが大切
こういった理由から年初一括投資がいいという声があるんですよね。
つみた投資のメリット
ドル・コスト平均法の恩恵を受けられる
ドル・コスト平均法は、購入する金額を一定に保つことで
- 価格が安い時には、買える数が多い
- 価格が高い時には、買える数が少ない
ということで、同じ数を買い続ける定量積み立てよりも平均単価を抑えることができる‼︎
引用元:野村アセットマネジメント
上のグラフは、毎日100円の定額でリンゴを買い続けた場合
下のグラフは、毎日1個のリンゴを定量で買い続けた場合
1個あたりの平均価格が下がっていることがわかりますよね。
暴落時に安く買える‼︎暴落した時にも、精神的に余裕が持てるのも大きなメリット‼︎
少額で始められ、新NISAではクレカ積立でポイント還元
つみたて投資は、少額からでも始められるのが強み‼︎
なかなか年初一括で360万円の投資をすることができる人は少ないと思います。
さらに、クレカ積立を行うことで、ポイントの還元も受けられます。
投資を始めたばかりの人には、つみたて投資がおすすめ‼︎
投資タイミングを選ばないので、ほったらかしでOK
つみたて投資は決まった額を、ひたすらに毎月つみたて続けるだけ。
最初に低コストで優良なファンドを選択しておけば、後は長期的に投資を続けていくだけ。
極端なことを言えば、ほったらかしで大丈夫
毎日、株価を眺める必要はないですし、精神的に余裕を持って投資ができます。
2024年の成績はどっちが良かったの?
それでは、2024年は
年初一括投資とつみたて投資はどっちが成績が良かったのか
360万円は現実的ではないところもあるので
- 年初に55万円を一括投資した場合
- 毎月5万円をつみたて投資した場合
みんなが大好きオルカンの成績で11月末までの成績で比べてみます。
eMAXIS Slimオールカントリー(通称:オルカン)
2024年11月末までの年間リターン 29.13%
一括投資の場合は、55万が約71万円
2024年11月末までの平均リターン 10.52%
積立投資の場合は、55万が約60万円
これはかなり差がつきました。
株式相場が好調というのも大きな理由になっていると思います。
2025年はトランプ政権が誕生したことで、引き続きアメリカ経済は好調が続くと予想されています。
しかしながら、投資の神様のウォーレン・バフェットは株価の高騰に警鐘を鳴らしている状況で、未来の株価は誰にも予想はできません。
どちらの選択をするべきかは考える必要がありますね。
まとめ
皆さんどうだったでしょうか?
確かに年初一括投資は、理論的にも正しいですし、株価相場が好調な場合は大きな利益を得ることができます。
だからといって年初一括投資が絶対に正解ということはありません。
一番大切なのは
自分にとって精神的に余裕が持てる投資方法を取ること
少額からでも良いのでつみたて投資を自分のペースで行いましょう。
もちろん、それぞれのメリットを理解した上で、年初一括投資をするという選択肢も良いと思います。
少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
それでは、また次回‼︎
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