こんにちは。はるやまです。
読書というと、普段から本を読まれない方にはハードルが高いですよね。
特に今はエンタメが溢れている時代なので、なかなか本を手に取るということ自体が少ないかもしれません。
それでも読書には、アニメや映画などにはない魅力があります。
私は多い時には、年間100冊くらいの本を読んでいました。
本を読むことで、文書力や読解力の向上につながりますし、知識や教養が高まります。
それでも本なんて読みたくないよ
という方におすすめしたいのが東野圭吾先生の作品です。
東野圭吾作品の良さは、とにかく読みやすいこと
難しい表現がなく、誰でも読みやすい作品が多く、あっという間に読めてしまいます。
あっと驚くトリックや細かな人間描写が魅力で、多くの作品が映像化されています。
1冊で良いので読んで欲しいです。
今から紹介する10冊は、私の独断と偏見が入っていますが、読書初心者でも読みやすい作品となっていますので、ぜひ読んでみてください。
読者初心者におすすめの東野圭吾10作品
怪笑小説【発行日:1995年10月26日】
ユーモア小説として発売された作品で、ちょっとブラックで、なんともおかしな人間たちを主人公にした短編集です。
9つの短編からなる小説で、1つの話が30ページくらいで読めるので、普段から本を読まない方でも読みやすいです。
東野圭吾作品は、正統派なものが多いのですが、この小説はちょっと違います。
結末も皮肉たっぷりで、読む方によっては後味が悪いと感じられるかもしれませんが、サクサク読むことができるので本当におすすめです。
読んでみて気に入った方は、他にも「笑小説シリーズ」が発売されているので、ぜひ手に取ってみてください。
探偵ガリレオ【発行日:1998年5月30日】
これは有名なのでご存じな方も多いと思います。
福山雅治さんが主演されたドラマ「ガリレオ」の原作です。
これも1話完結の短編小説なので、読みやすい作品になっています。
主人公が天才物理学者なので、トリックが理系要素満載なのですが、不思議と東野圭吾先生が書かれると本当に読みやすく、自分も少し偉くなったように感じてしまいます。
自分だけかも知れません、、
ドラマ版のように、福山雅治さんが突然計算式を床などに書き始めるというような派手な描写はありませんが、ぜひ読んでもらいたい作品です。
容疑者Xの献身【発行日:1998年5月30日】
ガリレオシリーズの第三弾であり、直木賞受賞作品
映画化もされている作品で、堤真一さんの熱演が印象的
原作ファンからすると映像化ってケチをつけたくなるのですが、本当に素晴らしい映画なので、原作を読んだ後は映画を見て欲しいです。
いきなり本を読むのはという方は逆からでも大丈夫ですが、ちょっとした相違もあるので、原作も必ず読んでもらいたいなと思います。
読み終わった後に、本のタイトルが意味していることを深く考えさせられる作品となっており、東野圭吾作品の中でも一番人気の作品です。
秘密【発行日:1998年9月8日】
東野圭吾先生の出世作
私が東野圭吾作品で初めて読んだ小説です。
映画化やドラマ化もされているので、ご存じの方もいると思います。
主人公の妻と娘が乗ったスキーバスが転落
奇跡的に娘だけが助かって意識を取り戻すのですが、死んだはずの妻の魂が娘に宿っていた
というところから話は展開してきます。
主人公の葛藤や複雑な人間模様が描かれており、タイトルの「秘密」の意味が分かった時の心境は本当に言い表すことができません。
ぜひ、ご自身の目で確かめて欲しい作品です。
ナミヤの雑貨店の奇蹟【発行日:2012年3月28日】
東野圭吾史上、最も泣ける作品と言われている小説
映画化もされています、、本当にすごい
逆に映像化されていない作品を探す方が難しいですね。
悪事を働いた主人公たちが一夜を明かすために忍び込んだ雑貨店
その雑貨店は長年悩み相談を請け負っていたが、既に廃業状態
そこに突然32年前からの悩みの手紙が届く、、過去と現在をつなぐ不思議な雑貨店で過ごすうちに主人公たちはある共通点に気付いていく
というお話なのですが、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受けています。
私は映画は見ていないので、何とも言えないところですが、小説を読んだ時の感動は未だに覚えている作品です。
プラチナデータ【発行日:2010年6月30日】
DNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%を目指す近未来の日本を舞台に、DNA情報をよって犯罪に巻き込まれ、容疑者を追う立場から追われる身となった天才科学者とそれを追う刑事を描いた作品
SF的な要素を含んだ作品で、好き嫌いが分かれそうな作品なのですが、読みやすくて、その世界観に不思議と引き込まれてしまいます。
これも元嵐の二宮さんが主役で映画化されています。
流星の絆【発行日:2008年3月5日】
幼少時に両親を惨殺された三兄弟が詐欺を働きながら、時効が迫る14年後に真犯人を追い詰める復讐劇を描いた作品
テレビドラマ化もされています。
登場人物の人柄や人間関係などが魅力的で、心温まる展開も多く、読み終わった後の満足感がすごい
本のタイトルの「流星の絆」
この作品にはこのタイトルしかないって感じです。
手紙【発行日:2003年3月1日】
これも映画化されてます、、本当にすごい
主人公は兄と二人暮らし
そんな兄は弟の大学進学のために金欲しさのために空き巣に入り、思いがけず強盗殺人を犯して逮捕される
獄中から届く兄からの手紙、犯罪を犯した加害者遺族の葛藤などを描いた社会派作品
これは高校生くらいの時に読んだのですが、すごく難しいテーマを描いた作品で、本当に考えさせられることが多くて、少し暗い気持ちになる作品です。
そんなの人に勧めるなよって言われるかも知れないですが、現代社会にも通じる作品なので、ぜひ読んでもらいたいと思います。
マスカレード・ホテル【発行日:2011年9月10日】
ホテルマンと刑事という意外な組み合わせを描いた作品
木村拓哉さんと長澤まさみさんのコンビで映画化もされています。
ホテルマンと刑事のそれぞれのプライドがぶつかり合いながら、一筋縄ではいかないお客様を相手に事件を解決していく様は爽快感があって楽しいです。
シリーズ作品にもなっているので、読み応えが抜群の作品です。
白夜行【発行日:2002年5月25日】
あまりにも残酷な運命を与えられた少年と少女の物語を描いた作品で、山田孝之さんと綾瀬はるかさんが主演でドラマ化もされています。
長編ミステリー作品となっており、ページ数は800ページ以上
全然初心者におすすめじゃないというツッコミがきそうです、、
ただ、伏線が随所に出てくる緻密なストーリーとなっていて、ページ数を感じさせないくらいの良さがあります。
別の東野圭吾作品とのつながりもあって、その作品を読まないと気が済まないくらい面白い‼︎
これまで紹介した作品を読んで、もっと東野圭吾作品を読みたいと思った方にはおすすめです。
まとめ
読者初心者に個人的おすすめの東野圭吾作品を紹介させていただきました。
いろいろなご意見はあると思いますが、気になった方がいれば、ぜひ読んでもらいたいです。
本には映像にはない良さがあるので、読書を好きになるきっかけにしてもらいたいです。
いつもは新NISAを中心とした資産形成、節約等に関する情報発信をしているのですが、たまには自分の好きな本やアニメなどの話題も記事にしていきたいなと思っています。
ここまで読んで頂いてありがどうございました。
少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、また次回‼︎
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