こんにちは。はるやまです。
カブアンド、皆さんは知ってますか?
ゴートューザ・ムーンでお馴染みの前澤友作さんが始めた新事業です。
カブアンドのことをざっくりと説明すると
電気、ガス、通信費などのサービスをカブアンドに乗り換えると、株がもらえちゃうよ
というサービスです。
今までポイント還元が当たり前だったものが、株がもらえるという日本初のサービスです。
本当に面白いというか、前澤社長の着眼点はスゴいの一言に尽きます。
ただ、新NISAを推奨する私の結論としては
カブアンドよりも新NISAの投資枠を使い切ることを優先
するべきです。
批判的な意見もあると思いますが、なぜ私がそう考えたのかについて解説していきます。
カブアンドの仕組み
カブアンドでは、カブアンドが提供するサービス(電気、ガス、モバイルなど)を利用することで、その利用額に応じて
株引換券
がもらえます。
株引換券自体は、株がもらえる電子チケットの扱いです。
株引換券は1枚=1円相当
それで実際にいつ株がもらえるのという話なのですが、公式サイトには
申し込み期間は、2025年5月2日から5月23日
となっており、その時の株価に応じて株と交換となっています。
今はとにかくカブアンドのサービスを利用して、株引換券をたくさん集めておくことが重要になると思います。
もらった株はどうするの?
株引換券で株をもらったけど、どうなるのっていう話ですが、実はこの時点で受け取ることができるのは、カブアンド社の【未公開株】になります。
つまり、売却もできないし、ただの紙切れと一緒です。
カブアンドが株式市場に上場して、初めて売却ができるようになり、価値が生まれます。
上場は通常は2〜3年はかかるものと言われていますし、上場できない可能性もあるので、何とも言えないところですよね。
当然ですが、公式サイトでも具体的なスケージュルは発表されていません。
証券口座は必要?
証券口座は不要で、カブアンドのマイページに株がどんどん貯まっていく仕組みになっています。
貯まった株はマイページからいつでも確認することが可能。
これは投資をしたことがない人にとっては、ハードルが低くていいかも知れません。
ポイントと何が違うの?
ポイントは、1ポイント1円の価値はそのまま変わらない
それに比べて、株はカブアンドの成長と共に価値が上がる可能性があるというのが強み
これは不確定な要素が強いですし、下手したら上場できずに株が無価値のままという可能性もあります。
カブアンドが提供するサービス
カブアンドが提供するサービスとしては
- でんき
- ガス
- モバイル
- ひかり
- ウォーター
- ふるさと納税
カブアンドが独自にサービス展開をしているのではなく、提携先の企業サービスに「送客」しているような形です。
例えば、でんきなら地域の電力会社や、モバイルなら3大キャリアの通信を使うといった感じです。
一通り見た感じでは、他社のサービスに比べて劇的に安いものはありませんし、割高と感じるサービスもありました。
特にモバイルは他社の格安SIMの方が安いですし、でんきについては燃料費調整単価に上限がないので、今の電気代より高くなる可能性があるという記載が公式サイトにありました。
株を手に入れるために、今よりも割高で、品質の悪い可能性のあるサービスを使うというの私的にはオススメしません。
ただ、まだサービスが始まったばかりであり、品質がどうなのかというのはこれからの動向を見て行く必要があると思います。
さっそくトラブルが発生?
2024年11月24日、モバイル事業において、回線の切り替え手続きができないなどの不具合が出ているという発表がありました。
20日からの受付開始後から申し込みが殺到したことが原因と見られているとのこと。
ソフトバンク回線を選べなかったり、WEBサイトにアクセスしづらい状況が生じているようです。
こういった状況からもSNSなどを中心にかなり話題になっていることがわかりますね。
最初なので、こういったトラブルは仕方ないところがあるのかも知れませんが、本当に自分にとって必要なものなのかという判断が大事になってきますね。
まとめ
カブアンドのサービスは本当に面白いですし、前澤社長の考えに賛同する方は利用してもいいと思います。
ただ、私個人としては、株をもらうために割高のサービスを使うというのは本末転倒だと思いますし、投資ということに興味があるなら
新NISAの投資枠を全て使い切ることを優先
した方が良いと思います。
老後資金のためならiDeCoという素晴らしい制度もありますし、自身で学んで米国株や高配当株投資に挑戦してみるのも良いと思います。
何となく良さそうだからではなく、自分の考えで判断するようになりましょう。
いろいろなご意見があると思いますが、少しても参考にしてもらえれば嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また次回‼︎
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