こんにちは。はるやまです。
2月12日に日本証券業協会が
2024年の新NISAの利用動向に関する調査結果
を公表しました。
周りの人がどのように新NISAを利用しているのかは気になりますよね。
周りと比べる必要はないですが、ついつい考えてしまうものだと思います。
この記事では、日本証券業協会の調査結果を元に、特に気になった部分をまとめてみました。
記事を読むことで、自分の投資について見つめ直すきっかけになると思うので、最後まで読んでみてください‼︎
調査結果の概要

利用者数・平均購入額(投資枠別)
調査対象は、7,610人
つみたて投資枠の利用者は、6,008人(78.9%)
平均購入額は、47.3万円
成長投資枠の利用者は、5,408人(71.1%)
平均購入額は、103.3万円
どちらの利用者も年収「300万円未満」の割合が最も高くなっており、投資に高い関心があることがわかります。
新NISAにおける購入銘柄のタイプ
つみたて投資枠で、最も割合が高いのが
投資信託(インデックス型)全世界株式(日本を含む)の投資で、36.8%
この数字からもオルカンの人気の高さがわかりますね。
成長投資枠で、最も割合が高いのが
日本株式で、48.8%
その次に、投資信託(インデックス型)全世界株式(日本を含む)の投資で、13.1%
意外にも日本株式に投資をしている人が多いことに驚きました。
2024年中の新NISAにおける損益

出典:日本証券業協会
つみたて投資枠では、損益がマイナスだったのは全体で2.3%
成長投資枠では、12.2%
昨年は右肩上がりの相場でしたが、それでもマイナスになっている人がいるのは、値下がり時に売却をしてしまった結果だと思います。
また約2割の人が、損益についてわからないという回答をしており、ほったらかしが良いとはいえ、自分の資産を把握していないという現状は考える必要がありそうですね。
2024年中の新NISAにおける売却状況
つみたて投資では、16.8%が売却
成長投資枠では、24.7%が売却
中長期的な目線でNISAを利用している人が多いことはわかりますが、昨年の好調相場でもこの結果
昨年8月は、記録的な暴落があったとはいえ、とにかく資産を保有&買い続けることが重要であることがわかります。
新NISAにおける購入資金

出典:日本証券業協会
購入資金は、預金等が最も高く74.9%
まさに貯金から投資へのシフトの波が来ていることがわかります。
調査結果から分かる新NISAの注意点

少額でも良いので投資を長く続ける
調査結果からも分かるとおり
つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円
を満額使い切れている人は多くありません。
少額では意味がないということではなく、自身のリスク許容度に応じた額で投資を長く続けることの方が重要です。
特に無理な金額を突っ込みすぎて、売却してしまっては本末転倒
長期的な目線で、自分のペースで投資を続けましょう‼︎
全世界や米国に連動するインデックスファンドに投資
投資の世界では絶対ということはないですが
多くのアクティブファンドは、インデックスファンドに勝つことができません。
また、個別株投資も投資初心者は手を出すべきではありません。
どこでも聞くような言葉かもしれませんが
全世界や米国に連動する優良なインデックスファンドに投資すること
が新NISAで成功できる最適解
投資枠にとらわれず、オルカンやS&P500などに投資を続けることが大事です。
売却せず、とにかく買い続けること

例えば、オルカンに投資することを決めたのならば、とにかく買い続けて市場から離脱しないことが重要
どんな相場が来ても、売却することなく鬼ホールド
昨年の右肩上がりの相場で、マイナスが出ている人がいる要因としては
- 暴落時に、不安になって売却し、上昇相場に乗れなかった
- 優良な投資先を選択できていない
などが考えられます。
優良な投資先を選択し、とにかく買い続ける
このシンプルなルールさえ守ることができれば、15年後には高い確率で資産が増えているはずです‼︎
まとめ

今回の調査については、約7000人を対象とした調査であり、新NISA利用者全体の数値としては相違が生じるところもあると思います。
それでも、参考となる点は多くあります。
周りを気にする必要はないですが、自身の投資方針を見つめ直すことは重要です。
私も市場から離脱することがないように、どんな相場が来ても、ひたすらに買い続けていくつもりです。
ここまで読んでいただいて、ありがどうございました。
それでは、また次回‼︎
コメント