こんにちは。はるやまです。
NISAの利用状況(令和6年9月末)について、金融庁から発表がされました。
NISA口座の開設数は、約2500万口座
その注目度の高さがわかります。
自分と同じ年代の人がどれくらいNISAをしているのか気になりますよね。
この記事では、金融庁の調査結果を元に、NISAの利用状況について確認していくとともに
2025年の新NISAで絶対に気をつけること
について解説します。
金融庁の調査結果(令和6年9月末)
NISA口座解説数
NISA口座数 | 年代別比率 | |
---|---|---|
総数 | 25,086,221 | 100% |
10歳代 | 128,936 | 0.5% |
20歳代 | 2,878,530 | 11.5% |
30歳代 | 4,391,484 | 17.5% |
40歳代 | 4,826,897 | 19.2% |
50歳代 | 4,810,864 | 19.2% |
60歳代 | 3,691,248 | 14.7% |
70歳代 | 2,858,589 | 11.4% |
80歳代以上 | 1,499,673 | 6.0% |
口座解説数では、40代と50代が最も高い比率となりました。
これは人口比率の兼ね合いもあるので、一概には言えないところもありますが、30代から50代が資産形成に関して高い興味があることがわかります。
個人的に80歳代以上の方が意外にも多く開設していることに驚きました。
窓口の罠にはまってしまったのかと、、少し心配になる数値です。
つみたて投資枠買付額
商品別(つみたて投資枠)
買付額 | 商品別比率 | |
---|---|---|
総額(万円) | 354,760,337 | 100% |
インデックス投信 | 315,373,675 | 88.90% |
アクティブ投信等 | 16,742,694 | 4.72% |
ETF | 1,792,771 | 0.51% |
年代別(つみたて投資枠)
買付額 | 年代別比率 | |
---|---|---|
総額(万円) | 354,760,337 | 100% |
10歳代 | 636,747 | 0.2% |
20歳代 | 40,614,222 | 11.4% |
30歳代 | 86,967,783 | 24.5% |
40歳代 | 8,7858,344 | 24.8% |
50歳代 | 77,177,927 | 21.8% |
60歳代 | 44,638,818 | 12.6% |
70歳代 | 14,606,048 | 4.1% |
80歳代 | 2,260,448 | 0.6% |
※2024年の利用枠で買付があった合計(買付時の時価により算出)
つみたて投資枠ということで、インデックスファンドの比率が多いのは当然なのですが、ここでも40歳代の買付金額がトップでした。
収入にも余裕ができて、資産運用に回すことができる余剰資金が多いということが主な理由になると思います。
単純に40歳代の買付額とNISA口座数を割った場合は、1人あたり約18万円
令和6年9月末の数字ではありますが、つみたて投資枠を満額使えている人は少ないことがわかります。
成長投資枠買付額
商品別(成長投資枠)
買付額 | 商品別割合 | |
---|---|---|
総額(万円) | 1,024,564,337 | 100% |
上場株式 | 457,740,771 | 44.7% |
投資信託 | 523,001,248 | 51.0% |
ETF | 38,171,822 | 3.7% |
REIT | 5,650,496 | 0.6% |
年代別(成長投資枠)
買付額 | 年代別比率 | |
---|---|---|
総額(万円) | 1.024,564,337 | 100% |
10歳代 | 1,963,268 | 0.2% |
20歳代 | 48,766,642 | 4.8% |
30歳代 | 142,882,701 | 13.9% |
40歳代 | 190,623,289 | 18.6% |
50歳代 | 215,426,189 | 21.0% |
60歳代 | 210,676,238 | 20.6% |
70歳代 | 158,840,354 | 15.5% |
80歳代以上 | 55,385,655 | 5.4% |
※2024年の利用枠で買付があった合計(買付時の時価により算出)
成長投資枠では、50歳代の買付額が一番多いという結果になりました。
成長投資枠を活用できている人が意外にも多く、特に80歳代以上の比率がかなり増えていることが興味深いです。
新NISAが始まったことで、投資に対する意識が高まっていることがわかりますね。
2025年の新NISAで絶対に気をつけること
先日、日本経済新聞でNISA最大の敵は「売る誘惑」という記事が掲載されていました。
2024年1月から11月の新NISA購入額は約26兆円
その反面、同じ時期で約13兆7000万円が売却
NISAは長期保有が前提の資産運用ですが、その半分が売却されていることになります。
特に2024年の株価相場は、低コストの優良ファンドを買い続ければ、誰もが高い運用益を得ることができました。
結果論にはなりますが、何が起きても保有を継続できる資産に投資することが大事です。
2025年も何があるかわかりませんが、長期投資を視野に淡々と投資を続けていきましょう‼︎
まとめ
新NISAが始まって1年が経過し、さらに投資に対する意識が高まってきています。
ついつい周りと比べてしまいがちですが、自分のペースで少額でもいいので長く続けることが大事です。
まずは、新NISAでつみたて投資枠を埋めることを目標に頑張っていきましょう。
私も少しでも皆さんにとって役に立つような情報発信を続けていこうと思います。
ここまで読んで頂いてありがどうございました。
それでは、また次回‼︎
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